IoT時代では、電子機器をはじめ、あらゆるモノがネットワークに繋がっていき、繋がらないモノほうが小数になるでしょう。機器開発においても、その事を念頭に、既存の機器に通信機能をつけ加えたり、新規開発に必ず通信モジュールを搭載するといった動きが加速しています。

外部CTOでは、既に様々なプロジェクトでWiFi通信・Bluetooth/BLE通信・LoRaWANや920Mhz帯の通信、いわゆるLPWA(Low Power Wide Area)に対応したモジュール・ファームウェアの開発の実績を積んでおり、ご要望に迅速にお応えできる開発体制を整えています。

外部CTO 対応通信 LPWA Bluetooth WiFi  3G

■対応無線通信規格

無線LAN(Wi-Fi)

無線LANは、IEEE(電気電子学会)が定めた無線LANの国際規格の総称「IEEE 802.11」という規格に準拠したワイヤレスの通信規格です。多くの人には「無線LAN=Wi-Fi(ワイファイ)」で認識されてるでしょう。ただ、基本は、IEEE 802.11の準拠機器の中でも、「Wi-Fi Alliance」という業界団体の認証を取得した機器のみに付与されるマークです。
外部CTOでは、無線で繋がっていない既存製品を分解して、WiFiモジュールを取り付け、素早く・安くIoTプロトタイプを製作するなどで、貴社の事業開発のスピードアップを図ります。

BLE (Bluetooth Low Energy)  及び Bluetooth

Bluetoothと言えば、ヘッドフォンやスピーカー、マウスやキーボードなどで使われる無線技術として、一般の方にも広く認識されています。BluetoothとBLEとその違いは「消費電力」と「通信速度」です。BLEがIoTデバイスに非常に多く採用されている理由は、「通信速度は遅くて大容量のデータは送れないけど省電力である」からです。尚、BLEは、Bluetoothの名前を冠していますが、技術的には全く別のモノとして考える必要が有ります。

3G・LTE

Wi-FiもBLEもそれ単独ではインターネットに接続できません。いずれも、スマートフォンやIoTゲートウェイを介して接続します。それに対して、3G/LTEは、スマートフォンでの通信にも使われ、さらに接続の際に面倒な設定は必要ないので、基本的には、電源を入れれば常時インターネットに接続が可能で、機能面、ユーザービリティ面では、IoTデバイスに最適です。但し、通信接続費用・通信モジュール部品の価格の高さ、技適が取得されているモジュールの少なさなどから、IoTデバイスの導入には検討の余地があります。

LPWA (Low Pwer Wide Area)

LPWAは通信規格の名称ではなく、LPWA(Low Power=省電力、Wide Area=広域エリア)の名前の通り、低消費電力で広い領域(キロメートル単位)を対象にできる無線通信技術の総称です。BLEやWiFiに比べより広域のエリアをカバーでき、3Gに比べ、省電力で、通信モジュールの単価も安くなるという事で、IoTに相性が良いとして、近年注目を集めています。外部CTOでは、LPWAの中でも、LoRAWANや、920Mhz帯の通信モジュール開発実績があるため、特定用途のIoTシステムを迅速に立ち上げる際の開発支援が可能です。