ファームウェア開発は、ハードとソフト開発経験の2つを併せ持ち、総合的な問題解決能力が必要

 外部CTOは、マイコン(MCU)のファームウエア・無線通信モジュールのファームウェア、PCのアプリケーションまで、「組み込み」と呼ばれるソフトウェアの設計・開発受託の実績があります。
また、組み込みソフトウエア設計以外にも以下のような内容も、一括で受託開発できるので、事業企画のご担当者様は、一気通貫で、ハードウェアデバイス開発を委託する事が可能です。

ハード・ソフト合わせた仕様検討/仕様提案
最適なアナログセンサーデバイスの選定
アナログ・デジタル回路設計
基板設計
筐体、機構設計と試作製作、及び動作検証

組み込みソフトとは?

定義は明確ではありませんが、外部CTOでは、「特定用途向けに特化、限定した機能を果たす事を目的とした機器=組み込み機器に搭載されて動作するソフトウェア(プログラム)」としています。
家電でいえば、デジタルカメラ、エアコン、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫などがを思い浮かべてみて下さい。

 その特定の用途の機器を制御し、目的の機能を実現するためには、それらの機器に内蔵されるセンサーや電気回路を制御するマイコン(MCU・MPU)に、書き込まれるプログラムが組み込みソフトウェアです。
設計・開発した企業・エンジニアでないと簡単に書き換えられない為、「ファームウェア」と呼ぶ場合もあります。

 IoTで活用されるスマートデバイスにも組み込みソフトウェアが入っています。

組込みソフトウェア開発の難しさ

CPU、MCU(マイコン)技術を利用したファームウェア(機器組み込みソフトウェア)は、特定のハードウェアで動作したり、チップ専用アセンブラ(開発環境)などで開発することになります。

 そのため、開発環境の構築や、効率的なアセンブル、コンパイル、デバッグのためのツール作成が必要になる場合も多々あります。ファームウェアの開発は、ハードウェアの知識、ファームウェアの知識(コーディングなど)以外に、利用する開発システム(開発環境、多くはWindowsやLinux上で行います)で発生する様々な問題解決能力が必要となります。

 一般的に、ファームウェア・組み込み分野の技術者の方が、WEB・アプリケーション分野の技術者よりも、より、経験の豊富なベテランの活躍が多いです。理由は、例えば、組み込みソフトウェア開発は、ハードウェアが絡むので、何か問題が起こった場合、その原因が、ファームウェアのバグなのか?、ハードウェア自体の問題なのか?の見当をつけるのに、長年の経験が必要になるからです。

 その証拠に、電子回路・ハードウェアを熟知したファームウェア開発が可能なエンジニアを探すのは本当に苦労します。(決してWEB・スマホアプリケーションの開発が簡単であるとは言えませんし、アプリケーションの開発には、常に最新の知識を吸収していく必要があるなど、別の難しさもあります)

外部CTOの組み込みソフトウェア受託開発の強み

①ベテランエンジニアの長年の経験が貴社の課題を解決

組み込みソフトウェアの開発は、センサーや回路の特性、使用するマイコンの特徴も考慮して、プログラムを組む必要があるため、初心者ではなかなか簡単にはいかず、経験・技術がモノを言う世界です。
外部CTOでは、20年以上の各分野のベテランエンジニアが一気通貫で設計開発をします。

②ハードウェア設計と組み込みソフトウェア設計を一気通貫で対応

外部CTO.comでは、ハードウエア設計(アナログ回路設計・電子基板設計)ができるエンジニアが、組み込みソフトウエア設計も担当します。
組み込みソフトウェアのベースとなる電子回路と、それを使った組み込みソフトウェアを、同じエンジニア、または、弊社内のエンジニア同士で開発するので、開発効率向上=納期短縮、バグの少ないファームウエア=信頼性のおけるデバイスを提供することが可能になります。

特殊センサー用3g通信基板

例えば、上記は、特殊な用途のセンサーで取得したデータを3G通信を使って、遠隔のサーバーに送信するための基板です。この基板を開発するには、アナログセンサーの知識・電子回路の知識・電子回路設計ノウハウ・電源回路のノウハウ・3G通信モジュールのファームウェアの知識など様々な知識が必要になります。外部CTOでは、このような回路基板を一人のエンジニア、または自社内のエンジニア2人で、一気通貫で設計します。