なぜハードウェア事業はハードなのか?

ハードウェア開発を前提とする新規事業は、「モノ」という、分かりやすいアウトプットがあるため、一度は自分自身・自社のオリジナルハードウェア製品を世に出しいたいと思うビジネスパーソンも多いでしょう。最近では、「ハードウェアスタートアップ」が華麗なIoTデバイスを発表したり、ハードウェア開発用の汎用ツ―ルも一般的になってきている為、モノづくり・ハードウェア開発の敷居は、一昔前よりは、下がったといえます。それでも尚、ハードウェア事業はハード(難しい)であると考えるビジネスパーソンは多いでしょう。

参考記事:ハードウェア開発とソフトウェア開発の違い

難しいとされる最大の原因は、事業予算の確保が難しいから

ハードウェア開発を前提とする事業開発が難しいとされる最大の原因は、事業予算の確保が難しいからです。ハードウェアはソフトウェアよりも開発に時間もお金も掛かります。

お金がかかる

部品をなどを外部から買ってくるモノが多い
限界費用が高い

時間がかかる

プロトタイプ・試作品で設計図通りに作っても、高確率で手直しが必要
物理的なモノを作るのは、PC上だけで完結しないので、自然と多くの人(社内・社外の協力会社・部品メーカー)が関わるので時間がかかる

時間もお金もかかる上、そもそも、開発した製品・その製品を含めたサービスが確実に収益化できるか?これだけは、市場投入しないと結果は分かりません。従って、ハードウェア事業の事業性を検討する経営陣・事業部長にとっては、大きなコミットをしなくてはいけないテーマになってしまい、自ずと事業予算を充てるかどうか判断に躊躇してしまいます。

カギは、企画・構想段階での十分な顧客検証

ハードウェア事業開発を始めたからと言って、すぐに多大な予算が必要という訳ではありません。

ハードウェア開発は大きく分けて4つのフェーズがあります。

第一段階は、構想・企画フェーズ
第二段階は、設計・開発フェーズ
第三段階は、試作・評価フェーズ
第四段階は、量産試作・量産フェーズ

この中でハードウェア事業の成否を分けるのは、第一段階の構想・企画フェーズです。第二段階以降は、量産に向け、ある程度の費用をかける必要があり、さらに途中でピボット・修正しにくくなる(正確には、初めから設計やり直しになるという意味)のですが、第一段階であれば、WEBサービス開発で取り入れられているリーンスタートアップといった手法で小さくはじめ、素早く修正していく事が可能です。(素早くといっても、WEBよりは時間かかります)

また、この段階であれば、例えハードウェア開発が必要な事業テーマだとしても、それほど大きな資金を投入せずに、顧客検証をする事は、十分可能です。よくある、最大の失敗は、この第一段階での企画・構想時点での顧客検証をおろそかにして、見切り発車で第二段階の本格的な製品開発フェーズに突入してしまい、その後半年から1年以上かけ、苦労して作った製品が、市場の要求とずれていて、失敗に終わるというパターンです。

第一段階は事業企画や構想設計であり、机上の議論で進めるというイメージがありますが、実際には、この時点で、顧客のニーズ検証に使う為に、実際の動くモノ(プロトタイプ・MVP)を、量産にまで持っていく仕様を想定しながら作る必要が有ります。

事業構想・企画で、プロトタイプを素早く作りながら、顧客検証するという作業は、ハードウェア開発と、顧客開発、UXリサーチなどの2つの経験を持ったプロフェッショナルが必要です。

外部CTOでは、優れた顧客経験を提供するプロダクト、サービス、事業の開発をお手伝いするデザインコンサルティングファームや大手・中小企業の新規事業開発の支援をしてきたプロジェクトマネージャーと、ハードウェア分野のベテランエンジニア達が製品開発の上流工程で、しっかりと事業開発の支援を行います。

 外部CTOサービス一覧

中小企業の経営層・事業開発担当者向けに、新規事業開発を行う上で必須の視点である ジョブ理論 講座と事業企画ブラッシュアップセッションを行い事業開発のスタートを後押し。さらに、事業開発を進める中で定期メンタリングを行い、事業開発の停滞を防ぎ、成長への加速支援を行います。
プロトタイプは機能面・外観面・文脈面、3の側面で検討。アイデアを事業提案まで進めるには、実際に動く試作を作り、外観を提示し、顧客の課題解決のためのサービスイメージを企画書に形にする必要が有ります。製品開発での最初に動くものを素早く作るラピッドプロトタイピングで、貴社の新規事業の立ち上げを支援します。
プロトタイプで顧客課題を検証委した後は、問題解決の為に使われる”必要最小限の機能を有したプロダクト(MVP)”を製作し、ユーザーテスト・フィールドでの概念検証(PoC)を行い、ユーザーからのフィードバックを得ながら、量産時の機能の取捨選択をしていく必要が有ります。
電子回路 設計 開発 IoT■デバイスの少量 量産サービス 
小ロットでの量産の為の見積・開発のご相談にやってこられるお客様が圧倒的多数を的占めます。IoTなどのハードウェア開発で、少量で量産を始め、その後、大きく事業を育てたいと考える方々に、外部CTOは、10台~1000台/LoTの少量・小規模量産で、開発リスクを削減します。
顧客課題を解決できそうな有望な製品・サービス・ソリューションアイデアだとしても、そもそも、それは「技術的に実現可能か?」という事を、企画・構想段階で検討・検証していく事は必須です。外部CTOは、技術・開発パートナーのネットワークを通じ技術調査・原理試作を行い事業企画の実現可否判断をサポートします。

外部CTO 受託開発 ものづくり ネットワーク